2021-01-01から1年間の記事一覧

2019.2.11月

〇ラウニ・モルベルイ「若き兵士たち 栄光なき戦場」(1985)@ユーロスペース。トーキョーノーザンライツフェスティバルでの一本。 僕は北欧映画はそこそこ観ているものの、実は北欧のことはよくわかっていない。アイスランドに関しては、山室静の著作で特に…

2019.2.7木(続々々々々々)

〇「夜明け」の感想から、使えない人をめぐって、話がどんどん脱線してしまったが、この日はそれ以外にもたくさんの映画を観ていた。この後、新文芸坐でベルイマンの二本立て、イメージフォーラムでキッドラット・タヒミック、シネマヴェーラで松竹ヌーベル…

2019.2.7木(続々々々々)

〇僕はこれまで直接的な愚痴の中で、あるいはそれ以外の機会でも、人の悪口を散々聞いてきた。概して日本人はそういうことをはっきり口に出さないことも多いが、条件が整えば、かなりひどいことも平気で言う。それを結構聞いてきて、いつも驚かされるのは、…

2019.2.7木(続々々々)

〇話が随分脱線してしまったが、脱線ついでに、途中で言及した「使えない人」のもう一つの例、「人間関係が駄目な人」についても書いておくことにする。他人の心理を読み解くことが苦手なアスペルガーの人も、そういう点では大いに該当するが、ここではもう…

2019.2.7木(続々々)

〇ここまで書いてみると、自分の考え方の淵源がおおよそ見えてきた。僕は自分の先天的な傾向への負い目を払拭したおかげで、後天的な影響関係もはっきりしてきたと思う。幼少期からの自分について、改めて整理してみる。舞台は主に家庭。父という起、母とい…

2019.2.7木(続々)

〇これまで述べてきた「使えない人」たちは、端的に言ってしまうと、いずれも発達障害だとまとめることもできる。僕はそれらに関する本もいくつか読んできたが、出会った個々の人たちに、ADHD、アスペルガー症候群、あるいは自己愛性パーソナリティ障害…

2019.2.7木(続)

〇僕はもう二十年近く同じ職場で働いているが(会社は三回変わっている)、その間に、たくさんの「使えない人」「駄目な人」に遭遇してきた。明け透けに言ってしまえば、今でも三割強はそういう人たちと一緒に仕事をしている。かつてはそうでもなかったが、…

2019.2.7木

〇先日、バルト9のラテンビート映画祭のチケットを買おうとしたら、Uネクストというネット映像配信社の会員になると無料になることがわかり、一か月間のお試し無料会員になったのだが、これまで見逃してきた作品がたくさん視聴できるのにつられて、契約解…

2019.1.28月(続)

〇さらにもう一題。映画を観るという体験は、それを観た場所と分かち難く結びついているものだ。僕はビデオやDVDやネット配信などで映画を観ることはほとんどない。それは第一には、目の前に広がる大画面で観賞したいという気持ちが強いからだが、第二に…

2019.1.28月

〇午後から仕事だが、間に合いそうなので、その前にドキュメンタリー映画の無料上映会に出掛ける。犬肉の輸入禁止を訴える目的で政治家や世界愛犬連盟が主催したもので、会場は参議院の議員会館。内容的も場所的にもそれなりの興味をそそられたので、思い切…