2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2018.12.17月

〇普段行かないスーパーに何年かぶりに行ったら、牡鹿半島産の剥きホヤなるものが売られていて、賞味期限が今日までと言うので半値になっていたので、思わず購入してしまう。二百円もしない。前々からホヤがどんな味がするのか興味があったのだが、殻の処理…

2018.12.14金

〇国立アーカイブにて、牧野省三「忠臣蔵」(1910-17頃)のデジタル復元版のお披露目会。当初は全くの無声で上映される昼の回で観るつもりだったのだが、一度会場に来たものの、割りと空いているようだったので、折角だから、この復元版の元素材の寄贈者でもあ…

2018.12.12水

〇国立映画アーカイブにて、アーネ・スックスドルフの作品四つを観る。スウェーデンを代表するドキュメンタリー作家という程度の予備知識で観たのだが、とても面白くて、衝撃を受けた。 いずれもドキュメンタリーと言うよりは、芥川光蔵風の映像詩で、三本の…

2018.12.11火

〇新文芸坐、旧フィルムセンターと映画を梯子した後、久々に東大に行く。文学部で開かれるミスタンゲット主演のフランス無声映画の上映会が目的。会場のホールには、数年前に東欧文学の公開授業でチェコ映画が上映された折り(ポーランド文学の沼野先生が司…

2018.12.04火

〇職場に新しく入ったおばさんが携帯電話を持っていないということが話題となり、その際、上司より「こんな人員の少ない所でケータイを持っていない人間が二人もいる」と、皮肉とも嫌味ともつかないぼやきを聞かされる。そのために緊急連絡先が出向先の事務…

2018.12.04火

〇新宿ケイズシネマにて、東京ドキュメンタリー映画祭の「未知の大陸アフリカ」プログラムを観る。上映された三本の短篇は、全て学者や市民運動家の制作によるアマチュア作品。いずれも面白かったが、特に村津蘭「トホス」(2017)に衝撃を受けた。 ベナンの多…

2018.11.30金

〇旧フィルムセンターにて、スウェーデン映画特集を二本。 まずは、アーネ・マットソン「春の悶え」1951。性に開放的な北欧映画の代名詞にもなり、世界的に知られている作品だが、実際には、個人の自由を謳歌・尊重する考え方が、権威主義的な既成の勢力に押…

2018.11.26月

〇昨日に引き続き、朝から、別のはとバスツアーに行く。今度は一人で、房総半島をめぐるコースに参加する。はとバスの創立七十周年記念コースとして特別に企画されたもので、絶景・鉄道・グルメ・工場見学と、盛り沢山の四本立て。前に予約していたイルミネ…

2018.11.25日

〇勤続十年の特典として会社よりもらった旅行ギフト券三万円分を、今月中に使ってしまわないと、賞与扱いになって税金を差し引かれるというので、無理矢理ツアーに出掛ける。と言っても、僕には連休は見込めないので、日帰りはとバスツアーに複数回、出掛け…

2018.11.24土

〇人と対話するということは、実に面倒臭いものだ。同じ言葉を使っていても、その人の体験や価値観や文脈がべったりと貼り付いていて、互いの意図が曲解され、きちんと伝わらないことが多い。特にそのことを自覚していない人と話すことは、まどろっこしくて…

2018.11.20水

〇僕がこの社会に生きている上で感じる多少の違和感は、僕のパターナリズムにあるらしい。僕にももちろん好き嫌いはあるし、それによって自分の行動が大いに左右されていると思うが、これをやるべきだと思っていることは、いやでもやらなければならないと考…